NARA橿原市、ルート24沿い。
1983年夏、NARA・OPEN!
Nara why? と、当時よく聞かれました。
古都と言えば、関西では京都が代名詞、しかしNARAは密やかで実に“謎めいて”いて・・
時代を超えた壮大なロマンを感じます。貴殿も知られぬ神秘の実力を探してみては。
・・で、多分、広告はカーマガジン誌に1ページでイメージだけのOPEN告知だったと記憶しています。「そんな話」はともかく・・・。当時、ホンダ専門のショップは殆ど有りませんでした。私達も自分のHONDAを改良するパーツを探していましたが、レース用のソレがほんの少し有っただけで実に肩身の狭い思いで過ごしていました。
で、それじゃ〜自分達で、「自分達」の分を開発して使おうとの思いでスタートしたのです。ガラス張りの当時にしてはオシャレなギャラリースタイルの店舗は斬新で雑誌などでも紹介され想像以上の遠方からもホンダ好き達が愛車を走らせやって来ました・・。
作業をする工場(工房)は吉野の山中に設置して夜間の、騒音対策も兼ねた分離型の最新とも言える他では無い、新しいスタイルは注目され、まるで「秘密基地」状態にワク、ワク、したものです。
副産物は、店舗から工房への移動ルートで車両テストが「充分完了」した事で、そのWRCラリーのターマックコースの様な山岳路は退屈する事がなく、もう「腕が唸りました!」。
「限り」がありますが、当時の製作車を少しだけ見てみましょう。このシビックもオリジナルのTURBOステッカーが貼ってあるのでそう言う「仕様」だったのでしょう。
シティーTURBOこれもホットなチューンだった筈、インタークーラーも装備した記憶が・・。Yさんでしょう。
プレリュードですねぇ〜、吸/排気あたりから「スタート」だったのでしょうか・・。
これは足回りあたりから完成させていったのでしょうか・・。
シティーTURBOのT型ですね。これもインタークーラーまでいってますょ。
エグゾーストが変更されていますね。そんな事だけでは終わらないでしょう。
バックは隣のブティックですね。
一見大人しそうな佇まいですが、中身はホットなのでしょう・・。
このシティーはNAらしいですね。でも、ホラ、シートが只者ではないので「警戒警報」ですね。
これはKさんのプレリュードでしょう・・。
丁寧に、1つずつステッアップして随所をKさん仕様に仕上げましたねェ〜。
アコードですね。もう見ないです、この型、このスチールホイールは怪しいですょ。
これはモーターライフのショップ内から撮影しているショットです。
このCR−Xもリア・サイドにTURBOのオリジナルステッカーが見えるので「化け物」でしょう。
後ろの“地味”なシルバーカラーのシビックはうちのデモカーで「モンスター」仕上げです!。
これがデモ車2号です。1号はシティーTURBOTインタークーラー付きリトル・モンスターです。
これはデモ・シビックのエンジンルーム内でインタークーラー装備で、そのパイピングも見えます。
当時から製作していたMLSビッグスロットルに連動され前輪もホイール・スピンする加速を発揮!。
MLSデモ車イメージでプレリュードも製作していました。
SNプレリュードXR/MLS仕様です。スタイリッシュでもう日本車の匂いは漂っていませんね!。
これもTURBOUですね。シックなシルバーカラーに騙されたら大変!ですょ。
コレ、バラード名だったでしょうか・・。何度も見た記憶があります。
NAチューンで仕上げているようですねェ〜。
綺麗なシビックですがリア・ハッチにオレンジカラーのTURBOステッカーが貼り付けてあるのは
純正ホールにも関らず、吹っ飛んで行く「仕様」ですね!。
これもブルドック、インタークーラーの容量までも拡大製作して「作り込み」したような・・。
これもソノ気させる宇宙船タイプのシートですねェ〜、それもその筈、当時、モーターライフで
「取り扱って」たんですょ。どんなテーマパークの絶叫マシンより、「凄かった!」です。
記憶が正しければ、オーナーはSさんだった筈ですね!。
この未来カーの様なTURBOUも何だったんでしょうか・・。
控えめに見ても、ノーマル仕様とは「絶対!」言えません・・。
初代!、プレリュード。独特のスタイルですが、モーターライフに持ち込まれたと言う事は
やっぱり、スチール・ホイール程、「怖い!」と推測?どうりでしょうねェ〜。
このCR−XはMさんのソレ。ここからドン、ドン、「変身!」「変化」して成長して行きます。
後にモデルも進化し、オリジナルプロデュースMさん仕様に美しく仕上がっています。
私達は今でも、こんな「ノーマル然」のフェイント・スタイルなホンダには「警戒」注意報です。
TURBOステッカーさえ貼っていないのは、いささか「深読み・・?」し過ぎでしょうか・・。
コレは風貌から安心!です。出来る限りの事(性能向上)は隅から、隅まで、コツ、コツ、と・・
それが良くフォルムに表現出来ています。この時代からボンネットに「細工」が有りますねェ〜。この頃からモーターライフは「専用」ビッグスロットルを製作していたので、フレッシュ・エアー導入用か。
この特製バンパーはもう、奥に巨大なインタークーラーが覗いてますね!。
このフォトで言うと、左側の奥が店舗ですね。天井も高く、ホワイト基調にウッディーな組み合わせで当時、TAGになる前のホイヤー製時計や、スティショナリ−、バッグもディスプレーしてましたョ!。
今見ても全く見劣りしませんね。エレガントなフォルムをスポーティーでレーシーに仕上げています。
サス・システムもオリジナルに変更、エンジン内部もインタークーラー付きTURBOでしょうか・・。
説明不要、当時のカッコ良いスタイルナンバーOENでした。
只、カッコだけで無いのがモーターライフ流で、実力!もモリ、モリ、UPです。
これはシティーTURBOTをインタークーラー仕様にしている所でしょうか・・。
そう、シビックなんかはこのエンジンでしたね!。よく見るとスチール製の
エグゾースト・マニフォールドも密かに「装着」されていますねェ〜。エンジンにも・・
サーキットを貸し切って「スポーツ」走行をしました。今で言う「走行会」ですね。でも、当時は
あまり見かけませんでしたねェ〜、特に私達みたいに「ホンダだけ!」と言う連中は記憶に有りません。
今、と違って、ショップがオリジナル・パーツを作るなんて事は見かけませでした。
でも、そんな事は気にせず、「必要」な物は自分達で作る。コレはトーションバーでしょうか・・。
コレは、ピロ入り、タワーバーですね。
オリジナル・サスKIT、コレは今も継続していますね。市販や他所のは「固くて」使い物になりません。
コレはフロント・スタビライザーですね。
コレはブッシュ付き、サス・システムでしょうね。
コレはコンベンショナルKITだったでしょうか・・。ヨーロッパ仕様ですね。
今ではアタリマエの極太、直巻き、シャコチョ〜ですね。当時は見ませんでしたねェ〜。
その車高調整Typeオリジナル・サスシステムでピロボール入り、アッパーマウント仕様です。
MLS/NARAはこの地で約1年6ヶ月程活動しました。
驚いたのは、京阪神周辺だけのホンダ愛好家達だけでなく、全国各地から愛車を走らせ
フットワークも軽く足を運んでくれる熱心なホンダオーナー達との思い出深い出会いでした。
作業でホンダを預け新幹線で、伊丹空港から地元へ、その行動力には私達も協力する必要を感じ交通アクセスのより良い、OSAKA市内へ場所を移す事にしたのです。オフィスの前が市バス停留所(岡崎橋)、梅田からウォーキングで来る人達も少なくありません。地下鉄まで2分、新大阪、梅田、難波、JR、近鉄、阪神、阪急、京阪、南海、どれもスグ!です。
貴殿も個性を重視するホンダオーナーでしたら、チャンスをみて、一度立ち寄って来て下さい。
きっと、ホンダ好きの友達がひとり増える事になる筈です・・。
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